斜めからで見にくいのですが、ブキメラ湖と書かれています。 |
見た雰囲気は琵琶湖に似ていました。 |
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ブキメラ湖の東側の特定の場所は、国が整備した養殖団地が広がっています。
アロワナ養魚場がそこに大小あわせて120社、固まって養殖業を行っています。
弥富の金魚屋通り以上に密集しています。
他の品種の魚はまったく、養殖していません。すべてアジアアロワナのみです。
ブキメラの養魚場の多くは、中国と台湾向けに生産しています。
日本に輸出している企業は、アロワナワールドを含めて3〜5社ぐらい。
中国人が買い付ける基準は、体型と色が最重要で、細かな事は気にしていません。
日本人は小さな疵に対して、くどくどと文句を言ってくる、
良い物だけを選んで、それだけを買付けしようとする、
そういったことから、ブキメラのファームは「日本人お断り」と言うところが多い理由らしいです。
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下のgoogleマップは、ブキメラの養殖団地の航空写真です。
東西に延びる水路を挟んで無数に長方形の養殖池が見えます。
この池すべてがアジアアロワナの養殖場です。地図をスクロールして、近辺を散策してみてください。 |
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大きな地図で見る |
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アロワナワールドの一つ目の養魚場に到着。 |
養殖団地の中に2か所、敷地を持っています。 |
養魚場の前の小さな水路。パイプからブキメラ湖の
きれいな水を注水。水路は排水です。大和郡山のように、
水路にアロワナが逃げ泳いでいるようなことはありませんでした。 |
取水した水をいったん貯める貯水槽。アロワナワールドでは、
置き水に濾過槽の循環システムを取り入れ、
バクテリアが豊富な水作りに力を入れていました。 |
蓋つきのFRP水槽がずらりと並んでいる。 |
雰囲気は錦鯉の養殖場。 |
出荷までのアロワナを仕上げる施設。 |
FRP水槽だけでも100本近くある。 |
蓋には照明が取り付けられている。 |
しっかりとした濾過槽が装備され、強めの水流で循環ろ過。 |
内部は金の色上げを目的として真っ白。 |
1つのFRP水槽に高背金龍が50尾以上。 |
きれいに管理された濾過槽内。 |
若親が泳ぐたたき池。 |
マレーシア国内の新聞に取り上げられた時の記事。 |
「アロワナベンチャー」と言う投資部門のブレート。
アロワナも投資の商材の一つとして資金を集め、運用されている。 |
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ブキメラ湖の水を注水。
この濁りがアロワナに必要だということです。 |
フルブラック アジアアロワナの若魚。
盲目の個体も大事に育てられていました。 |
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青色の窓付きFRP水槽にはレッドアロワナが群泳。 |
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アルミ枠の蓋など、設備には相当な投資がされている |
形状的にライフ商事のFRPシステムを参考にしていると思われる。 |
レッドアロワナで満タン。 |
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青い水槽はレッド専用。 |
青水槽は赤が揚がると言う訳ではなく、黒い水槽だと
魚が見えないから青にしているだけ、とのこと。 |
養魚場責任者のBayi氏 |
彼がアロワナ養殖の実働を担っている。 |
ブルーベースの若親の池。 |
内田氏のかねてからの夢、アロワナの池で
親魚の口から稚魚を出してみたい。 |
乾期のため、口内保育している親が少ないので、
たたき池の中で持ち上げるだけになりました。 |
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アロワナは意外とデリケート。 |
尾が折れやすいので、持ちやすいように麻酔で眠らせます。 |
大事な若親を傷つけないようにするために慎重です。 |
池に入ると、意外と冷たかったそうです。 |
ブルーベースの若親。 |
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Sungai Kurau川系のブルーベース。ここ最近、湖の水質が悪いらしく、調子が良い時はもっと、青くなるそうです。 |
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こちらは過背金龍。 |
本湖系の過背金龍。藍底です。 |
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温室内の水槽。 |
乾期のため、在庫は少なめです。 |
温室内は過背金〜ゴールデンヘッドの仕上げが施されていた。 |
注水システムも完備。 |
同様に照明付きFRP水槽。 |
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出荷サイズの餌はミルワーム。 |
もうひとつの養魚場へ移動。こちらは養殖、
卵の人工孵化、パッキング、ショールームです。
下の看板は裏手の養魚場の物です。 |
養殖池 |
パッキング用の置き水水槽。
循環ろ過でこなれた水を作り、クーラーによる冷却も可能。 |
箱詰めする時の、袋の配列図。作業はマニュアル化されています。 |
養殖池 |
種親育成用のタタキ池。 |
レッドアロワナの種親。60cm以上ある大型個体ばかり。 |
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過背金、ゴールデンヘッドの種親。 |
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ショールーム用の置き水水槽。 |
透明度を上げるため、しっかりとしたろ過が行われている。 |
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採卵した稚魚のデータの管理票。 |
人工ふ化用のガラス鉢。シーズンになるとすべて稼働する。 |
遊泳できないほどの小さな稚魚。 |
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ヨークサックが取れたばかりの稚魚。 |
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かなり水流が強く、ぐるぐる回されていた。 |
左上のBOXには殺菌灯を完備。 |
フルブラック アジアアロワナの幼魚(盲目)。 |
ファームで一生を過ごすことになるそうです。泳げない奇形魚も大切に飼育されていました。 |
複数、飼育されていた。 |
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ゴールデンヘッドのショールーム。アロワナワールドはブキメラでトップクラスの設備を擁する。
同じ規格の水槽ばかりで、写真では本数が少なく見えますが、このような架台が何十列もあります。総数1000本以上。 |
目垂れ防止のため、引き戸が取り付けられている。 |
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過背金龍のショールーム。今回は30%ほどしか稼働していなかった。 |
雨期になれば全水槽、過背金で埋まるとのこと。 |
養殖池。 |
親魚育成用のたたき池。 |
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レッドの水槽もすべて全面は引き戸。 |
レッドアロワナのショールーム。ライトの色が濃い。 |
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エキストリーム ブルー。 |
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養殖池群。これでも敷地の半分以下。 |
昼間、魚影はほとんど見えない。鳥から身を守るため沈んでいるとのこと。 |
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日が暮れて、魚影がちらほら見えるようになる。 |
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ショールームの建物の全景。 |
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訪問二日目。いよいよ買付けを開始。 |
まずは過背金から。 |
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ブルーベース。 |
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ショールーム用の置き水水槽。 |
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粘膜保護剤として、アクアプラスが使用されていた。 |
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サイテス書類の控えとマイクロチップ。 |
マイクロチップの注射器。 |
いよいよ挿入の準備。 |
挿入するマイクロチップ。 |
挿入する個体はまず、麻酔をかけて眠らせる。 |
チップナンバーを確認しながらの作業。 |
儀式のように、最初はエリック氏みずから挿入。 |
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水槽に戻した直後。まだ、麻酔が効いている。 |
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ナンバーをリーダーで読み取りながら作業をすすめる。 |
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小型リーダーの調子が悪く、大型の物が登場。 |
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麻酔のタンクに入れた個体が、暴れて飛び出し。
尻尾の一部が折れるアクシデント発生。 |
エリック氏が折れたところをハサミで切除。
チップを入れる前だったため急きょ、個体を変更。 |
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ショートボディー ゴールデン。今回の渡航での目玉。 |
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ゴールデンヘッド。上見からは分かりづらいのですが、ビッグフィンです。 |
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